バンクーバーの空港にて
実はまだ4月28日・3
事前の打ち合わせでバンクーバー公演サイドの方に言われたのが、機内の乾燥と時差のこと。
時差はサマータイムなので日本時間よりバンクーバーで16時間、トロントで13時間戻ってしまうことになります。つまり、着いた日はとても長い1日になります。それと機内はとても乾燥し、だいたいがこれで体調をやられてしまうらしい。
名古屋を発ったのが夕方の4時過ぎで、10時間弱乗るとして日本時間で夜中の1時くらいにバンクーバーで乗り換えのはずです。(現地時間朝9時頃)はじめの飛行機でまとめて睡眠をとって欲しいとも言われました。
現地ではお日様が出ていたら活動し、暗かったら眠ること。
当たり前ですがこれがとっても大事だって再三言われてきたそうです。機内に入って、しばらくするとお茶(なんか飲むはずないじゃないか?・・・(^_^;)と食事で、強制睡眠の時間(明かりを消される)に入ります。
前日まで結構睡眠時間少なくきつかったのに、ハイになってるのか眠れないものです。うとうとして座席前に置いたペットボトルに何度も手をやりながら、眠ったようで、あまり眠れなかったかなぁ。2,3時間?
確かに機内は乾燥していました。僕は結構こういうの弱くて、しかもなんだか寒かった。時々窓の外を見ると日没なのか夜明けなのか分からない太陽の薄明かり・・・、すっかりこの時点でもう時差ボケ状態です。毛布にくるまりながら過ごした時間でした。ちょうど視界に入る子供達は長時間の飛行機に動じることなく、なんだか楽しんでいるようです。お気に入りの曲をカセットテープに落としてもらったのか、おとなしく騒ぐこともなく聞いているようでした。マイペースです。大人の方が順応性ないのかも。
少し仮眠できた程度で、明かりが付けられ、軽食が出されました。
もうすっかり体は訳分からない状態になっていて、反対に(?)何故か食欲が出てきてしまい、
(こんなパンとフルーツ程度の食事じゃ足りんなぁ・・・)機長のテクニックが素晴らしかったのか(笑)単純に天候が良かっただけか、予定より1時間以上、大幅に早く着いてしまいました。入国したのがバンクーバー時間で朝8時になっていない頃でした。ようやく空港内の売店が開きはじめたようです。
乗り継ぎの便は予定通りなので、ここでの待ち時間がとってもたくさんになってしまいました。お昼前11時30分フライト予定です。
空港内で、元気な子供達もそろそろ日本では深夜ということでくたびれも見えてきました。この後しばらくは、あくまで日本時間で押し通そうとする子供達です。空港内の売店を周りながら、次食事できるのは機内で2時間以上先!
「腹減ったよぉ・・・」と呟いたら、妙な視線を受けてしまいました。
なんで?なんで?大した食事の量でもなかったのに。
何であんな機内特有のブロイラー状態の待遇のあと腹へんのぉ?と変人扱い。
でも、機内食までは保ちそうにないので、お店へ。物を食べたいんですがぁ・・・買いたいんですがぁ・・・
ん〜、さっぱりどうした物か分からない。
なんだか色々並んでるのですが、手に持ってしまっていいものかどうかも分からないし、英語で注意されても困るし、前の客を見よう見真似で・・・。(この先食をとる度にしばらくこういうことが続きます)コーヒーはなんだか取っ手を(カップのカバーのような物を)渡されて、順番を待つのですが、一番小さいサイズを指定したのにとっても大きなサイズ。
中国と違ってコーヒーには不自由しそうにないです。おいしい。(^_^)みバンクーバーの空港で買ったのは、水筒でした。このあとコンサートとかでも役に立つかも知れないし。
待ち時間をずいぶんもて余しながらも、ようやくみんなが集まってきました。現金にまだ代えてなくここでT/Cを代えた者もいたのですが、窓口の方によって(?)返ってきたお金がずいぶん違う。あるメンバーはとんでもない手数料を取られてしまったようです。添乗員さんを通じてその明細を持って説明してもらったのですが、よく分からない。手数料を取られなかった者もいるのに。結局とられた手数料は返して貰えず、
「なんだか、いかにもカナダっていう光景でしたね」
(とってもアバウト、というのをカナダらしいとひたすら現地では言ってました)ようやく乗り継ぎの便に搭乗となり、再び持ち物検査を経て乗り込み。
名古屋空港でもそうだったのですが、とてもすいていて楽賃です。
機内は満席で、国内便は少し狭い感じ。いよいよ周りが外国人の方ばかりで(当たり前だ)気分もそれらしく・・・。
国内便での飲み物はアルコールのみ有料でした。(さらにチップも取られます・・・って、何で知ってるんだ?(^_^;;)飛行機に乗ってるのは4時間30分くらいのはずです。
日本時間で動いてる子供達(と、一部の大人)はぐっすり寝ていたそうです。