ホテルにて熱烈歓迎









その時、団長は・・・)
代表者のパーティ





下見の移動はリムジン
 
10月30日(土)

 25人の歌い手と1人の指揮者、それに2人を加えた飛行機が、朝9時に名古屋空港から上海空港まで飛び立ちます。
 「うたおに」にとって3回目。下見や表敬訪問まで加えると最多メンバーで5回目となる中国、鎮江市への訪問です。

 機内で時差調整のため、時計を1時間遅らせた後、新しく市外に建設された浦東空港に予定どおりに到着。(現地時間10時30分)

 と思ったら、早速トラブル発生です。
 受け取るはずの荷物が全員分、一向に出てきません。ついにはターンテーブルがストップ。結局、到着から50分近く待って、荷物が出てきました。

 可哀想なのは、出口で待ってた鎮江市外事弁公室のケイカさん。さぞかし、心配したことでしょう。

 何は、ともあれ、中国入国です。バスに乗り込んだのは11時30分でした。

 空港近くのレストランでお待ちかねの中国料理による昼食を済ませ、ここから約4時間をバスで鎮江に向かいます。
 
 鎮江に向かうバスは、ゆったりサイズです。1回目の訪中では、足でトランクをはさみ、ひざの上に子供を乗せたまま鎮江までの4時間を耐えたものですが、もう日本のバスと何ら変りません。
 また、窓から見る景色は、どれも建設ラッシュで、この国がオリンピックに向かって、劇的に変っているのが分かりました。

 13時ちょうどに出発し、鎮江着が16時45分。皆は18時からホテルで食事ですが、団長だけは公式レセプションに出席のため、別会場に移動です。寂しがる団長を尻目にメンバーは夕食を済ませ、思い思いに夜の町に消えていきます(ショッピングが多かったよう。ホテルの前は「鎮江商業館」。百貨店です)

 しかし、数人のメンバーは真面目に明日の下見のため迎賓会場に向かいます。この敷地内で団長が参加しているレセプションが行われていたので、ほどなく合流。
 お偉いさんに囲まれた夕食はさぞかし気詰まりかと思いましたが、団長は何だか陽気です。何でも勧められるままに白酒(パイチュウ)を1本空けたとのこと。中国の方が唯一知っていた日本語が「イッキ!イッキ!」だったそうで、白酒の強烈さに大人しい他の日本人を尻目にたった1人で1本平らげた団長は「あなたは鎮江で暮らしていける!」と太鼓判を押されたそうな。

 結局、この団長のテンションはホテルでコーヒーを飲むまで続きましたが、最後はラウンジのテーブルでイビキをかくことになります。

                  (1日目終わり)
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宿舎となった
「鎮江国際飯店」





明日の式典会場