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出発の前に
(三重災害ボランティアセンターさんからのガイダンス)

2012年8月20日(月)
19:30〜21:00
津阿漕教会









 そもそも、何故、東日本大震災で被害を受けた地域の中から

岩手県山田町が、三重災害ボランティアセンターさんの

支援対象になっているのでしょう。


 実は、大災害では、被災地域を区割りして

自治体単位で支援を行う手法がよく採用されます。

 これは支援を行う側のネットワークが活用できるためで

四川大地震の際に効果をあげた手法です。


 三重県からは、既に2011年に36便が山田町を訪れており、

オレンジ色のビブスを付けた三重のボランティアの姿は、

山田町で相当認知されています。

 実際に、筆者も、ビブスをつけて入った売店で、

地元の方に御礼を言って頂きました。


 こうしたボランティアの成果を、

 「うたおに」が壊すようなことがあってはなりません。

 このため、ボラパックに参加するためには、

事前ガイダンスの受講が義務付けられています。


 8月20日、うたおにの練習場である阿漕教会には、

ツアーに参加する30名余が集まり、

三重災害ボランティアセンターさんのガイダンスに耳を傾けます。

 
 まず、岩手県までの移動手段はバス。

 休憩抜きで、片道15時間の行程です。

 ただ、ありがたいことに、今回のツアーでは

人数とバスのバランスがよく、

バス2台を用意していただき幸運でした。
 

 また、ボラパックは、もともと、ガレキの撤去や、救護活動などに

個人が参加することを想定したボランティアツアーです。

 このため、個人が勝手に行動して混乱しないよう、

そして何より危険を回避するために、

 「団体行動」、「ビブスの着用」、「時間厳守」、「禁酒!」等々、

様々なルールが説明されます。

 一方、普段の「うたおに」のルールは、

「自由」、「自己責任」、「現地集合・現地解散」、「鯨飲馬食」

 一体、どんな道中になることやら。

 続きは、次回。 



















ビブスをつけた
「うたおに」

2012-08-29-WED 砂男 記

   
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ビブスをつけた「うたおに」