←前の行事へ ホーム | 活動 | 年表 次の行事へ→


森のくまさん 豊郷音楽祭2017

2017年10月9日(月・祝)

豊郷小学校旧校舎群

 

 うたおにを長年、応援いただいている皆様にも、

今回は「うたおに」が初めて経験した1日のために、

少し長い説明を読んでいただかねばなりません。


 まず、「森のくまさん」とは?

 皆さんお馴染みのアメリカ民謡を原曲とするアノ曲ではなく、

滋賀県にあるフォークを中心としたライブハウスの名前です。

 今年の8月15日に、合唱団「うたおに」はもりのくまさんで演奏し

そのご縁で、もりのくまさんが主催する

豊郷音楽祭に出演することとなったのです。

 
 会場となった豊郷小学校旧小学校群は、

昭和12年に近江商人、

商社「丸紅」の専務であった古川鉄治郎氏によって寄贈され、

建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏の設計で建てられました。

 当時は、「白亜の教育殿堂」「東洋一の小学校」といわれ、

平成25年には国の登録有形文化財に登録されました。


 この旧校舎群の講堂が、この日の会場。

 木のぬくもりと、あたたかい響きの中で

とても幸せな心地で歌わせて頂きました。


 まず、雰囲気がいい!

 講堂の中だけでなく、野外にもギターを持った人がたくさん。

 芝生で休んでいるとあちこちから歌声が聞こえてきます。


 合唱祭や、合唱コンクールとは違う、

のどかで、そして、本当に音楽が好きな人が集っている空間です。


 なぜ、合唱団だけが集まっても、

こんなに幸せな空間にならないのだろうか。


 そんな思いを巡らせるほど、素敵なフォークの歌声と、

歴史的な建物と、晴れやかな秋空が、我々を包み込んでいました。

 
 そして、音が優しい!

 演奏会場となった講堂は、天井が高くステキな響き。

 合唱のために作られたのでは、と思うほど。

 アカペラの曲を歌うと、教会のような響きが残っていました。


 10時30分からフォークの祭典が始まり、

15時20分から最後の出演者である「うたおに」が歌い、
 
最後の最後には、出演者全員で、《上を向いて歩こう》を歌いました。


 ジャンルは違えども“伝える心”は同じ!

  主催の森くまのマスターをはじめ、

みなさん大変お世話になりました。

 また、ご一緒しましょうね。

 
 

プログラム

森のくまさん

若い広場

HALLELUJAH

ひつじぐさ
琵琶湖周航の歌
わが美しき故郷

YOUR SONG
Bridge Over Troubled Water

希望の歌~交響曲第九番~

 
 
 2017-10-11-WED 砂男の妻 記