←前の行事へ ホーム | 活動 | 年表 次の行事へ→



三重オペラ協会 ニューイヤーコンサート(卯年!)
4シーズンズコンサート 2010−2011 Vol.3 津公演

オペラ「不思議の国のアリス」(ハイライト版)

2011年1月21日(金)
開場 18時00分/開演 18時30分
三重県文化会館 小ホール

主催 三重オペラ協会
料金 1,000円(2名まで入場可)

全席自由




 2011年最初のイベントは、

またまた、三重オペラ協会さんからのお招きにより

オペラへの出演となりました。



 演奏曲目は、「不思議の国のアリス」

 合唱の世界ではメジャーな木下牧子さんですが、

評判上々の新作オペラがあると聞きつけ

今回の上演となりました。


 また、今回の公演では、ソロの多くをうたおにが担当しました。

 本来ならば三重オペラ協会さんがソリストを務めるところですが

年4回のコンサートを企画されたせいか、

人手が足りなかったようです。


 特に、男声は歌い手が足りず、

うたおにの男声には、ほとんど一人一役が割り当てられたのでした。

 それは指揮者とて例外ではなく、小柴信之もソロ(王様)で登場。

 歌い手の練習し過ぎに批判的な普段の言動とは異なり、

直前まで練習。歌い手の苦労を思い出したかな?


 さて、今回はオペラといっても半分は演奏会形式。

 舞台には譜面台が並び、合唱団は登場するたびに

譜面台の前で歌います。

 しかし、満員のお客様を目の前にすると

うたおには欲が出るのでしょう。

 楽譜から目を離して演技を始める団員続出。

 その結果、お客様の気づかないところで事故続発。

 ある意味、うたおにらしい(?)。

 
 木下牧子さんの作品は噂どおり素晴らしく、

満員のお客様にも楽しんでいただけたと思います。

 こういった日本の優れたオペラが産み出されたことが

舞台上で実感でき、本当に新鮮でした。

 現代の作品を紹介していくことは、

私たち歌い手の義務に違いありません。

 合唱の世界では、新たな作品を世に送り出す取り組みを

うたおには続けてきましたが、

オペラでもこうした機会に巡りあえたことに感謝したいと思います。





プログラム

オペラ不思議の国のアリス(ハイライト版)
高橋英郎・木下牧子 台本 / 木下牧子 作曲


序曲


◆第1幕◆
第1場  輝く昼下がり
・ねえねえ教えて(アリス)
・大変だ!大変だ!(白うさぎ)

第2場 ウサギ穴に落ちて

第3場 涙の洪水
・ぐるぐる競争(鳥たち)

第4場 ユリの花
・ユリのヴォカリーズ(ユリの花、アリス、ケシ1、ケシ2)

第5場 おかしなお茶会
・歌あそび(公爵夫人、ジャック、アリス、帽子屋、客たち)
・とうちゃん、あんたもいい歳だ(アリス、客たち)
・かわいい坊や(公爵夫人、客たち)

休憩

◆第2部◆
第1場 女王様のクロッケー大会
・首をはねよ(女王、トランプの兵士たち)
第3場 ジャック裁判
第4場 夢のあと


音楽監督、指揮 倉知 竜也
合唱指揮 小柴 信之
ピアノ 前川 晶、北川 真子
   
(キャスト)
アリス 大橋 由紀
姉・ユリの花 倉本 亜紗
白うさぎ 稲葉 梨恵
ケシの花1 山原 昭子
ケシの花2 渡瀬 容子
公爵夫人 田邊 明子
帽子屋 山口 静生
女王 佐野 満智
小柴 信之
ジャック 津田 和久
ドードー鳥 町田 直紀
笑い猫 内海 広
鳥1 森川 雅司
鳥2 前川 幸則
使用人 滝沢 久
料理女 滝沢 洋子
合唱 合唱団「うたおに」



2011-01-22−SAT 砂男 記

■関連情報■
うたおにとオペラ